【結果発表】小説投稿サイト体験談コンテスト
第1回 Web Novel Laboコンテスト
テーマ「小説投稿サイト体験談」へたくさんの応募をありがとうございました!
第1回にも関わらず、なんと「120」を超える投稿をいただきました。
体験談を読んでいると、笑えたり、じーんとくるものまで……。
いただいたすべての体験・投稿に厚く御礼申し上げます。
今回はコンテストということで、審査員が特に心を動かされた投稿を表彰させていただきました。
審査員のコメントも交えながら、ご紹介させていただきます。
大賞
小説投稿サイトが盛んになる前は、新人賞のようなものに応募していた。
かめさんぽさん
全て落選で「でも下読みさん一人には読んでもらえたからいいんだ」と思っていた。
が、サイトに投稿するようになったら、その何倍、人気のある作品はその何万倍もの方に読んでもらえる。
これは嬉しい…!
自分が長い時間をかけて作った作品を、誰かに届けられる。それはとても価値のあることで、読んだ瞬間にその嬉しさが伝わってきました。
首がちぎれるくらいに頷いてました。想像よりも多くの方に読んでいただいて、じわんっと嬉しさが溢れる経験。多分、皆さんも共感できると思います!
自分の生み出した物語が、多くの人に読んでもらえる場を得られる。その嬉しさがダイレクトに伝わってきて、まさにこれこそが「小説投稿サイト」の良さだよなって改めて感じさせられました。
優秀賞
妹の友人が「この粗筋で小説を書いて」とリクエストをくれた。
いっきさん
苦手なファンタジーだったが、頑張って完成させ、サイトにアップ。
小説を読んだ彼女は、涙を流すほどに喜んでくれ、以来、僕の作品の一番のファンになってくれた。
あれから四年。彼女は妻として、僕の隣にいる。
見た瞬間から、詳しく聞きたい!となってました。現実は小説よりも奇なりではないですが、こんなきゅんなことあるんですね。
小説投稿サイトから結婚⁉ 小説のなかの恋愛よりドラマチックかもしれない…(笑) めちゃくちゃ素敵な体験です。
事前に、恋愛に発展した話とかあったら面白いよねなんて言い合っていたら、予想以上のエピソードが! インパクトは一番でした。
宇宙を舞台にしたSF小説を書いたとき、いわゆるSF警察と呼ばれる科学考証のあら捜しをする読者がいました。
機人レンジさん
その時もありとあらゆる科学的間違いを感想欄に列挙されたのですが、26万字ある長編を丁寧に読み込んでくれたという意味で妙な嬉しさを覚えてしまったものです(笑)
イヤーな体験になりそうなところ、読んでもらって嬉しい! と前向きに捉えられる機人レンジさんの器の広さもポイントかなと。こんな関係性が生まれるのも面白いですね。
指摘に近い感想が届くというのは聞いたことがありますが、もはやファンと言っても過言ではないですよね(笑)本2冊分は軽く読んでもらってますよ!
26万字も読んでもらえるというのは、もはや隠れファンですね。(笑)羨ましい気持ちと、こうなれたら素敵だなという気持ちです!
審査員特別賞
ハチミツ賞
めちゃくちゃ面白い作品を寝ても覚めてもスマホで読み続けた結果、腱鞘炎になった。
はなさん
大共感です。そして自分も書くようになり、腱鞘炎に拍車がかかりました。最近はスマホで執筆している方も多いらしいので、同じ悩みを抱えている方も多そうです。
ココア賞
初めてコメントくれる人は凄く丁寧で嬉しい。でもその人が何回もコメントしてくれるうちに雑なコメントをくれるようになるのがたまらなく好き! もっとめちゃくちゃなコメントをして欲しいと願ってしまう!
井沢純さん
井沢さんの全部、お腹抱えて笑ったんですけど、これが一番気持ちがわかるな!と。コメント書く側でも分かりますよね、これ。最初はもう緊張で1文字1文字打ち込んでたのが、雑ではないですが砕けて書けるような。そういうコメントには、苗字呼びがあだ名になった瞬間みたいな喜びがありますよね〜!
アマナツ賞
自分が書き始めたきっかけの作品を書いた人に、自分の作品を読んでもらうことが、小説投稿サイトに登録したときの目標だった。 今の目標は、自分が誰かのきっかけになること。
まつこみさん
見知らぬ誰かの作品に感銘を受け、見知らぬ誰かに影響を与える作品を書く。いくつもの見えない繋がりが、実はたくさんの新たな作品が生まれる源泉になっているんだなあと気付かされ、とても共感しました。
最多いいね賞
小説投稿サイトに登録し始めた頃、なかなか読者が増えなくて落ち込んでいた時、私の作品に必ずスターを送ってくれる人がいた。私にとってそのスターは、暗闇に光る一番星だった。私が今も小説を書き続けているのは、その人のおかげだ。
アズマさん
共感値が高く応募作品のなかで一番多くいいねがありました。エブリスタって作者さん同士の繋がりが強いイメージがあるのですが、それは「スター」という機能が大きく関係しているように思います。たったひとつのスターが作者に届き、その作者からいくつもの素敵な作品が生まれる。素晴らしい体験談でしたので賞を追加し、ご紹介させていただきました。
ほかの応募作はこちらのモーメントにまとめさせていただきました。
私たちにとって身近な存在である小説投稿サイト。
小説投稿サイトがあるからこそ生まれた作品があるのはもちろん、利用するなかで生まれる人間ドラマを見せてもらったような気持ちになりました。
コンテストにご投稿いただいた皆様、本当にありがとうございました。
告知
Web Novel Laboでは今後も定期的に企画・コンテストを行っていく予定です。
今回のようにTwitterで参加できるものや、小説のコンテストも予定しています。
また、現在はちくま未来新聞さんとの豪華コラボコンテストも開催中です!
こちらにも参加していただけると嬉しいです!
今後もWeb Novel Laboを、どうぞよろしくお願いします。
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