小説投稿サイトの表紙画像の作り方・おすすめサービス教えます!
小説投稿サイトでは、表紙画像を設定できるところが増加しています。
本文で面白さを伝えるのはもちろんなのですが、読者が最初に目にする表紙も大切です。
「作り方がわからない」「画像をどう利用したらいいのかわからない」
その気持ちのまま、表紙画像を設定していない人も多いのではないでしょうか。
が、そのことでせっかくの読者を得る機会を損失しているかもしれません。
今回は、簡単かつ安全に、表紙画像作成の問題を解決できるサービスについて書かせていただきます。
画像を作成する前に
どの投稿サイトにも共通する注意点を最初に説明させていただきます。
著作権・肖像権を侵害する画像は使用しない
著者が認めている範囲に小説表紙での使用が認められる場合は使用してもいいですが、必ず許諾範囲については確認をしてください。また、画像だけでなく、作成するツールにあるフォントも著作物です。
クリエイターとして、必ず守らなければいけません。
過度なグロ・卑猥な画像など不快になる表紙を作らない
表紙画像は嫌でも目に入ります。
スマホなどの端末に年齢制限をかけてたとしても、目に入ってしまうこともあるでしょう。
人によって不快になる程度は違いますが、色々な人が見ることを念頭に置いて作成しましょう。
表紙を設定できる投稿サイトと推薦サイズ
それでは、次に 表紙を設定できる投稿サイトとその推薦サイズについてです。
実際、大雑把なサイズで作ってもいいです。
アップロードした時に小説投稿サイト側で適切に変換してくれることがほとんどです。
ただ、少しだけ画像の外側が見えなくなってしまうこともあるので、文字を画像ギリギリにまで配置している場合などはサイズ指定に注意してください。
小説投稿サイト | 推薦サイズ |
---|---|
魔法のⅰらんど | 696×981px以上 |
アルファポリス | 711×500px |
NOVEL DAYS | 1600×2560px |
エブリスタ | 推奨比率 5:7(なので1000×1400pxでいいかも) |
ノベルアップ+ | 1200×630px(SNSリンクカードサイズ) |
ステキブンゲイ | 指定なし |
ラノベストリート | 指定なし |
野いちご | 長辺750pxのjpg |
ベリーズカフェ | 長辺750pxのjpg |
ノベマ! | 長辺750pxのjpg |
pixiv(プレミアム限定) | 640×900px |
note(記事見出し画像) | 1280×670px |
Nolaノベル(α) | 2560×1600px(7:5) |
kindle(*電子書籍) | 2560×1600 px |
ノベルアップ+とnoteに関しては、Twitterで共有する時のアイキャッチ画像にそのまんまの形になるので、横長になっています。kindleに関しては小説投稿サイトではありませんが、参考までに表記しています。
おすすめのサービス
それでは、次におすすめのサービスを紹介します。
サービスも色々なものがあるのですが、今回の記事では特におすすめできる2点に絞っています。
Canva
Canvaはブラウザで使用できるデザイン作成ツールです。
筆者はもうCanvaがないと創作活動がままなりません。
小説投稿サイトだけでなく、資料作成、ブログのアイキャッチ、動画素材、なにもかもこちらにお世話になっております。
無料会員と有料会員があるのですが、無料会員でも十分自由度が高いです。
ていうか自分も無料会員です。笑
いいところを上げたらキリがないくらいにおすすめなのですが、これ、無料で使用できるのはおかしいレベルです。
サイズは作る時に指定できるので、さきほどのテーブルに書いてある数字を打ち込めばそれでOKです。
素材は写真からイラストまで豊富ですし、自分が用意した画像も取り込めます。
フォントの種類も豊富。
何気にフォント関連の著作権の裏どりって難しいし面倒なので、Canvaでこれがクリアになっているのはとても大きい部分です。
写真加工、文字のエフェクト、配置したものの透過率の調整…全てがここでできちゃいます。
簡単かつ自分だけの表紙画像が作成できます。
例でふざけるな
表紙の例はこちらのページも参考になります。
・許諾範囲について
以下は、Canvaで許可されている商用利用の一例です。
自社のホームページに掲載する
SNS投稿に使用する
マーケティング素材(広告、営業資料など)として使用する
名刺を配布する
取引先に年賀状を送るTシャツを作成して販売する など
引用:Canvaは商用利用可能!Canvaで許可されている商用利用と禁止事項について分かりやすく解説します
小説投稿サイトの表紙画像はもちろん、Amazon kindle等の電子書籍の表紙にすることも可能です。
クレジット表記の必要もありません。
ただし、有料会員や購入者限定のウォーターマーク(透かし)が入ったものは使用してはいけません。
会員になるか、購入した場合は使用してOKです。
使い心地的には、めちゃくちゃ便利なパワーポイントって感じです。
表紙だけでなく、Twitterアイコンやヘッダー、ポートフォリオに使用する画像など、どんなものでも作れます。
素材が誰ともかぶりたくない…と思う場合は自分で用意したものを合わせて使えば、さらにデザインの自由度が増します。
正直、Canvaだけでも事足りることがほとんどですが。
ちなみに、Canva Proという有料会員になると、写真の背景を消したり、豊富なテンプレートを使用することも可能です。
どうしても無料会員の素材だけでは足りないという方は、無料トライアルもできますのでまずはそちらを試してみるのをおすすめ。
スマホアプリにも対応しています。
イラストAC・写真AC・シルエットAC
筆者は主にイラストACを利用しています。
フリー素材のイラストダウンロード&アップロードサイトで、素材は加工や切り抜きもOKです。
無料会員だと制限もありますが、こちらもそれで十分。
たくさんのクリエイターが作成した素材がこれでもか、と言うほどに並んでいます。
□小説や書籍の表紙へ使用・書籍内の挿絵として
引用:こんな使い方もOK!でも、これはNG!写真ACの写真使用方法について | ACワークスのブログ (acworks.co.jp)
こちらにもはっきりと書かれているように、表紙への使用はOKです。
(ただし、アダルトコンテンツなど使用方法によってはNGなので、引用元を必ず確認してください)
背景やイラスト、アイコンまで豊富で、素材を見ているだけでも楽しいほどです。
Canvaと合わせて使用したら無敵感さえあります。
まとめ
今回は表紙画像を作成する際の注意点と、便利なサービスについてご紹介しました。
・表紙画像は読者を呼ぶ大切な要素
・作る際には著作権を必ず守る
・おすすめは「Canva」と「イラストAC」
画像を作成することは楽しいですし、きっと創作で出来ることが増えるでしょう。
あなたの創作に役立てることが出来たなら、幸いです。
もし、他にもおすすめの作成方法があれば是非コメント等で教えてください!
記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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