【2022年最新版】海外の有名な文学賞についてまとめてみた。ノーベル賞からフェミナ賞まで

海外の有名な文学賞

「文学賞」と聞くと日本では芥川賞・直木賞のイメージが強いですよね。
受賞作品を読んだ方も多いでしょう。

では「ノーベル文学賞」はいかがでしょうか。

「ピュリッツァー賞」はどうですか?

……いまいちイメージがわかない方も多いと思います。

今回の記事では世界・海外の有名な12の文学賞を簡単に紹介します。

この記事はこんな人におすすめ!
  • 世界の文学賞について知りたい
  • 最近の受賞者・受賞作を知りたい
  • 日本人の受賞者を知りたい
目次

ノーベル文学賞

ノーベル文学賞について

ノーベル賞の6部門のひとつで、主催国はスウェーデンです。

ノーベル文学賞は作品に与えられるものではありません。

受賞作家の活動全体に対して与えられるものです。

「理想的な方向性の文学を表彰の対象」としていますが、近年は人権擁護や迫害されている立場の人を描く、国民文学的な作家が受賞する傾向にあるといわれています。

ノーベル文学賞受賞者

最新の受賞者

2021年度受賞者:アブドゥルラザク・グルナ

日本語訳された著作はありません。受賞理由として、植民地主義にもたらした影響や異なる文化、難民に対する情熱の込められた洞察などが挙げられています。

日本人の受賞者

1968年度受賞者:川端 康成
代表作には『伊豆の踊子』がある。

1994年度受賞者:大江 健三郎
飼育』で芥川賞も受賞している。

2017年度受賞者:カズオ・イシグロ
長崎県出身ですが国籍はイギリスです。
代表作に『日の名残り』『わたしを離さないで』など。

著:川端 康成
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ゴンクール賞

ゴンクール賞について

フランス最古の文学賞です。受賞作はその年の「フランス文学を代表する作品」とまで言われるほど、影響力・権威のある文学賞です。

ゴンクール賞受賞者

最新の受賞者

2019年受賞者:ジャン=ポール・デュボワ

受賞作は『Tous les hommes n’habitent pas le monde de la même façon(すべの人が同じやり方でこの世を渡っているわけではない)』です。

日本語訳の作品は『フランス的人生』があります。

ピュリッツァー賞

ピュリッツァー賞について

アメリカの文学はもちろん・新聞・雑誌・報道や作曲の功績に与えられる賞です。主催はコロンビア大学。

文学においてすぐれた仕事をした人に贈られるとも言われています。

1953年アーネスト・ヘミングウェイの『老人と海』は知っている方も多いと思います。

ピュリッツァー賞受賞者

最新の受賞者

2021年度フィクション部門:ルイーズ・エルドリッチ

受賞作は『The Night Watchman』です。日本語訳はまだ出ていません。

日本人の受賞者は特集写真部門では3名いますが、文学部門で受賞者はいません。

著:ヘミングウェイ, 翻訳:高見浩
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エルサレム賞

エルサレム賞について

イスラエルの文学賞です。

人間の自由・社会・政治・政府というテーマを扱う著作を書いている作家が対象となります。

エルサレム賞受賞者

最新の受賞者

2021年度受賞者:ジュリアン・バーンズ
代表作は『フロベールの鸚鵡』など。

日本人の受賞者

2009年度受賞者:村上 春樹

受賞当時がガザ戦争が終結した頃でしたが、村上春樹氏が受賞スピーチに赴いたそうです。

そのスピーチが「名スピーチ」と言う人も多いので、興味がある方は読んでみてください。

ブッカー賞

ブッカー賞について

イギリスの文学賞で、世界的に権威のある文学賞です。

英語で書かれた長編小説に与える賞となります。

ブッカー賞には翻訳部門として「国際ブッカー賞」もあり、小川洋子氏の『密やかな結晶』が最終候補6作のなかに選ばれていたことがありました。

ブッカー賞受賞者

最新の受賞者

2021年度受賞者:デイヴィッド・ディオプ

受賞作「At Night All Blood is Black」

カフカ賞

カフカ賞について

フランツ・カフカ賞はヨーロッパ・チェコの文学賞です。

賞の名前はチェコの小説家に由来しています。

世界的にはノーベル文学賞の登竜門という位置づけにあるとか。

カフカ賞受賞者

最新の受賞者

2021年度受賞者:イヴァン・ヴィスコチル

日本人の受賞者

2006年度受賞者:村上 春樹

著:村上春樹
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海辺のカフカ』という作品を執筆しています。

フェミナ賞

フランスの文学賞。ゴンクール賞が事実上男性作家のみを対象にしているということから、抗議の意図を含み創設された。受賞者は男女不問。

フェミナ賞受賞者

日本人の受賞者

1999年度受賞者:辻 仁成
受賞作品『白仏』で日本人作家初の受賞。

ベイリーズ賞

イギリスで最も権威のある女性小説賞です。

この賞が創設された背景には、主要文学賞でが女性作家が軽視されていることがあったそうです。

日本人の受賞者は残念ながらいません。

国際IMPACダブリン文学賞

英語で発行された小説に対して与えられる国際文学賞で、翻訳作品も対象です。

1999年には村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』が候補作に入っています。

ノイシュタット国際文学賞

アメリカの文学賞です。主催はオクラホマ大学で、ノーベル文学賞に次ぐ権威とも言われます。

ドゥ・マゴ賞

フランスの文学賞。斬新で独創性豊かな小説に与えらえる。

ストレーガ賞

イタリア文学会最高の文学賞。イタリアの作家による散文小説が対象。

まとめ

日本の文学賞以外にも、様々な文学賞を簡単に紹介させていただきました。

こうして受賞者や候補作を見ていると、村上春樹さんのすごさが改めてよくわかりますね。

受賞作で日本語訳されているものを、私も読んでみたくなりました。

図書館でも置いてある作品も多いと思うので、気になるものがあれば是非探してみてください。

はにぃくん

記事を読んでいただき、ありがとうございました!

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