第18回坊っちゃん文学賞応募作品集「夢n夜」 

「文学の入り口」坊っちゃん文学賞。

第15回(2017年)からリニューアルされ、ショートショート専門の賞となりました。

ショートショートを書く作家にとっては、まさにこの文学賞受賞は憧れとも言えるでしょう。

第18回では総作品数6,952点から6点が受賞作品として選ばれました。

今回の月刊のべるらぼでは「第18回坊っちゃん文学賞応募作品特集」とし、応募作品をまとめて紹介いたします。

ぜひ、受賞作を含め気になった作品は読んでみてください。

提出順に掲載しており、目次からタイトルをクリックすると該当箇所に飛べます。

目次

夢n夜

Life is book

作:石嶋ユウ

もし、自分の人生の全てが一冊の本に書かれていたとしたら、あなたはどうするでしょうか?

うつびとと蝿

作:kgin

 monogatary.comにてスタッフオススメ掲載!

うつ病で療養中の喜八と蝿の物語。悪い癖でオチをもう少し丁寧に描いたらよかったと反省してます。

思い出を穿つ

作:金木なのる

青春を知らない女子高生と、それに向き合う教師が「思い出を捧げる」話です。

僕らは世界を知らない

作:金木なのる

当初、絵本にする予定だったファンタジーです。今思うとオチがちょっと弱かったかもしれません。

儀典的証拠

作:金木なのる

恋したことを証明することは難しい、というのを宗教的に表現した話です。4000字なのに作り込みすぎてました…。

浮世の夢は、暁の空

作:金木なのる

13歳の誕生日、少女の前に現れたのは死神でした。 大人びた表現を敢えて使ったのですが、もう少し幼くしてもよかったかもしれません。

老作家の顛末

作:きさらぎみやび

自分の願望がそのまま表れているような、そんなお話になりました。「作家というのは業の深い生き物ですね」

甘い、苦い

作:射谷 友里

ココロが働く診療所は恋の悩み専門だ。悩み深い森下刑事が現れ、ココロの平穏な日常が変わり始めた。

ねずみ時計

作:串岡七瀬

文字制限のあるショートショートに取り組むのが初めてだったので、制限内に話を着地させることがとても難しかったです(そして、着地できませんでした)。

令和青春恋絵巻

作:秋田柴子

とにかく百人一首を!と思って書きました。日頃ラブコメはまず書かないので、非常に珍しい作品です(笑)

魅惑の箱

作:秋田柴子

Twitterで流れてきた「猫対策として箱を置く」という動画をヒントにしました。今回最も楽しく書けた作品です。

今昔コロツケー奇譚

作:秋田柴子

何故か「ころつけ」という発音が好きです。ちょっとマスターの台詞が長すぎるかな、というのが反省点です。

それは、いつもの

作:蜂賀三月

 

坊っちゃん文学賞を意識した作品ではありません。自分の好きに書いたものを出しました。後悔はしてません。

テトラポッドと猫と私

作:佐野米

作者の中では割と自信作ですが本人は海辺に行ったことすらないです

列車

作:本読むリス。

今年はこの作品が優勝すると本気で思っていました。

祖母ット

作:本読むリス。

タイトル通りの話だと思います。バカみたいな話です。

さよならエンディングノート

作:本読むリス。

今年50本書いた中で、1番いい感じの終わり方だと思います。よろしくお願いいたします。

あさ野球

作:谷春声

お爺さんだらけの草野球チームに入った青年が見事、自身のトラウマを乗り越えるお話です。

二次審査通過作品‼

片割れ

作:コンドウフミヒロ

実際にワイヤレスイヤホンを紛失した経験から着想を得ました。小説を書き上げたのはこの作品が初めてです。

旧作の空と新作の空

作:藤也いらいち

夜空を見上げたくなるものを書くぞと意気込んで作った作品です。

坊っちゃん文学賞とは

愛媛県松山市が創設した文学賞です。第16回からショートショート専門の賞となっています。

テーマは問わず、最大4,000字以内のショートショートの公募になります。


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