小説を収益化できる14の投稿サイトを比較!それぞれの特徴を紹介します。
数々の小説投稿サイトが書き手に収益を還元する仕組み・機能を続々と追加しています。
小説でお金を稼ぐことは決して絵空事ではなくなり、クリエイターのひとりひとりに身近な出来事になってきています。
この記事では、2022年現在小説でお金を稼げる機能があるサイトをまとめました。
それぞれの特徴をまとめ、おすすめを紹介します。ぜひ参考にしてください。
アルファポリス
広告収入型(現在100%還元)
広告収入を投稿インセンティブで還元し、投稿者に分配する。
獲得したスコアは現金・ギフト券に交換できる。
- Amazonギフト券に交換(100円から交換可能)
- 楽天銀行:楽天メルマネで現金に交換(1,000円分から交換可能)
- Ameba:ドットマネーでギフト券・電子マネーに交換(1,000円分から交換可能)
- アルファポリス:アルファコインに交換(60円分から交換可能)
「小説投稿サイトで収益化」と聞くと、まずアルファポリスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
毎月開催されるWebコンテンツ大賞に参加すると、獲得できるスコアが10倍になるなどの特典があります。
当年4月1日から翌年3月末日までに加算された確定スコアは、翌々年3月末日まで有効。
有効期間は長めです。
書籍化を目指しながら収益化もできる、バランスの良い投稿サイトといえるでしょう。
カクヨム
広告収入型
アドスコア:投稿作品の閲覧数、その他カクヨムが定める基準に基づいて、計算されるスコアのこと。
投げ銭型
ギフト:月額料金制サービス「カクヨムサポーターズパスポート」を利用している読者が、好きな作家にギフトを贈ることができる。
- 現金振り込み(3,000円分から交換可能)
- Amazonギフト券に交換(500リワードから交換可能)
収益化できる小説投稿サイトのなかでは現在一番規模が大きいと思われます。
ただ、規模が大きい=作品が読まれるとは限りません。
カクヨムリワードは付与された日から12か月間のみ有効なので注意が必要です。
コンテストやイベントの開催が豊富です。最近は一風変わったコンテストも多く、楽しいサイトになっています。
ノベルアップ+
投げ銭型
貢献ポイント:読者から贈られたノベラポイントが、運営が定める方法で貢献ポイントとして貯まる。
現金振り込み(貢献ポイント1,000ptから交換可能)
※1pt=1円じゃありません。運営が定めた交換率で現金へ交換されます。
貢献ポイントの有効期限は獲得から1年です。
note
投げ銭型
クリエイターサポート機能:100円から1万円までの金額で、クリエイターの応援ができる。
コンテンツ販売型
・有料で記事を販売できる。(ひとつからでも可能)
・有料マガジン:1度の課金で、マガジン内のすべての記事を読むことができるサービス。
・定期購読マガジン:月額性で記事を販売できる。
・noteメンバーシップ:有料のコミュニティを作る機能。
現金振り込み(1,000円分から可能)
※売上金が1,000円未満の場合、Amazonギフト券 コードで支払ってくれます。
売り上げの預かり期限は、売上が発生した日から180日間です。
pixivFANBOX
コンテンツ販売型
月額のプランを作成し、ファンとのコミュニティを作ることができる。
銀行振り込み
需要の高いジャンルや、ファンをすでに獲得しているクリエイターでないと正直厳しいと思います。
ノベルバ
広告収入型
ノベルバ収益プログラムはアプリでのアクセスのみが収益に反映されます。
現金振り込み(3,000円を超えると出金申請が可能)
1PV=0.1円という情報が多いです。アプリから小説を読むユーザーがどれだけいるかがちょっと謎な部分です。
ステキブンゲイ
コンテンツ販売型
自分の作品を有料コンテンツとして公開できる。注意しなければいけない点は作品を購入するのではなく、月額課金制のステキブンゲイプレミアムに入会しているユーザーが作品を読んだ際に、サブスクリプション売上金が分配される仕組みだということ。
- Amazonギフト券に交換(1,000円分以上から)
- 現金振り込み(1,000円分以上から)
ラノベストリート
コンテンツ販売型
自分の作品を有料コンテンツとして公開できる。ステキブンゲイと同じく、月額課金制の「フリーウェイパスポート」に入会しているユーザーが作品を読んだ際に、サブスクリプション売上金が分配される仕組みです。
- Amazonギフト券に交換(1,000円分以上から)
- 銀行振り込み(1,000円分以上から)
たいあっぷ
投げ銭型
有料のギフトを、応援するクリエイターに贈ることができる。
他にも受賞作品のkindle出版など、クリエイターの収益確保に挑戦しています。
印税・収益の受け取り方法については記載が見つからず。
プリ小説
原稿料型
チャレンジ作家から公式作家になると、連載作品の執筆依頼がある。
kakuzoo
投げ銭型
kakuzooコインで購入したギフトを任意のユーザーにプレゼントすることができる。
Kakuzooは支払いについての詳細ページは見つからず…
ノベリズム
コンテンツ販売型
「短編作品」をユーザーが自主販売できる。短編作品の一部または全部を有料内容として設定可能。
購入されたノべポイントから貢献スコアを算出し、著者に付与される。
所持貢献スコア2,000点以上から現金への換金もしくはノベポイントへの変換を申し込むことができる。
以前は契約作品になって収益化…という方向がありましたが、現在はなくなりました。運営からのお知らせもほぼないので、おすすめできません。
その他
他にも送金アプリ「pring」を利用したダイレクトな投げ銭ができる待ラノや、自分の作品に広告が掲載できる作家生活オンラインなどもありますが、あえて今利用する必要は少ないと思います。
また、少し手間はかかりますが既存の投稿サイトを利用せずに小説を収益化させる手もあります。
kindleでKDP出版をしたり、自分でブログ・サイトを開設して広告を掲載する方法です。
現在のおすすめはふたつ
15の投稿サイトと、2種類の収益化の方法を紹介しました。
今現在、おすすめできるのはこの2サイトです。
アルファポリス
カクヨム
投げ銭をもらうより、PVを増やして広告収入を目指す方が始めやすいこと。
また、上記2サイトは収益化プログラムについてもしっかりとした説明・基盤・実績があるからです。
小説を書くついでにお小遣いを…と考えている方は、ぜひこの2サイトを利用してみてくださいね。
記事を読んでいただき、ありがとうございました
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