無料で読めるYOASOBIの原作小説まとめ【最新版17曲】

2020年「夜に駆ける」で大ヒットしたYOASOBI(ヨアソビ)。
それ以降の楽曲も大ヒットを連発し、今の音楽シーンを代表するユニットになっています。
有名な話ではありますが、YOASOBIの楽曲には必ず原作の物語があります。
そして、それは小説投稿サイトmonogatary.comから誕生したものも多く存在するのです。
今回の記事では、最新曲の「もしも命が描けたら」を含んだwebで読めるYOASOBIの原作小説・楽曲の原作について細かく紹介いたします。
夜に駆ける
※動画に年齢制限が設けられている場合があります。
2021年11月現在、2.4億回もの再生回数を記録。
まさに2020年を代表する曲といっても過言ではない作品。
monogatary.comが開催していたモノコン2019でというコンテストで、ソニーミュージック賞を受賞し楽曲化に至った。
monogatary.comでは毎日変わる「お題」に沿って物語を投稿する。
コンテストの際にも、「お題」が告知されるので、ユーザーはそのお題から物語の発想を飛ばすことも多い。
お題:夏の夜、君と僕の焦燥。
原作小説「タナトスの誘惑」 作:星野舞夜

サイト内では、不動の一位と称されるほどの作品。
後日、タナトスの誘惑のあとがきとして作者の星野舞夜氏は「夜に溶ける」を公開している。
あの夢をなぞって
お題:夏の夜、君と僕の焦燥。
原作小説「夢の雫と星の花」 作:いしき蒼太
「夜に駆ける」と実は同じお題です。
同じお題からこうも違う小説・楽曲ができるのも感慨深い。
monogatary.com の面白いところは、このような部分にもあるかもしれませんね。
小説版の他にも、夢の雫と星の花はコミカライズも書籍化。
ハルジオン
原作小説「それでも、ハッピーエンド」 作・橋爪駿輝
たぶん
お題:埃っぽい朝のこと
原作小説「たぶん」 作:しなの
映画「たぶん」の主題歌にもなり、映像化している。
群青
「ブルーピリオド」作・山口つばさ にインスパイアされて生まれた曲。
同曲はアルフォートミニチョコレートのCMソングともなっており、ブルボン公式サイトにはタイアップ曲の基となるオリジナルテキスト 「青を味方に。」 が公開されている。
ハルカ
お題:マグカップが主人公の物語
原作小説「月王子」 作:鈴木おさむ

原作小説は鈴木おさむがパーソナリティを務めるラジオ番組にYOASOBIがゲスト出演したことがきっかけで生まれたとか。
原作小説はビジュアル小説化してハルカと月の王子さまとして発売された。
怪物
原作 小説「自分の胸に自分の耳を押し当てて」 作: 板垣巴瑠
TVアニメ『BEASTARS』第二期オープニングテーマとなり、楽曲原作も同タイトルとなる。
原作者の板垣巴瑠がこの楽曲の原作小説として書き下ろした「自分の胸に自分の耳を押し当てて」という作品もあるが、現在公式には公開されていない。
優しい彗星
原作小説:「獅子座流星群のままに」 作:板垣巴瑠
TVアニメ『BEASTARS』第二期エンディングテーマとなっている。
こちらの原作小説も、現在は公式からは読めなくなっている。
アンコール
お題:埃っぽい朝のこと
原作小説「世界の終わりと、さよならのうた」 作:水上下波
こちらは「たぶん」と同じお題で書かれた「夜遊びコンテストvol.1」の大賞作品です。
楽曲だけでなく、原作小説もオススメです。物語の余韻が素敵な仕上がりになっています。
三原色
原作小説「RGB」 作:小御門優一郎
NTTドコモ「ahamo」CMソングに起用された楽曲。MVも豪華で見ごたえのある作品となっている。
もう少しだけ
お題:おはよう。
原作小説「めぐる。」 作:千春

夜遊びコンテスト vol.3 with めざましテレビの大賞作品が原作小説となった作品。
このコンテストの際にはすでにYOASBIの人気は計り知れないものになっていて、コンテスト応募作品の総数は5,605件となっていた。
ラブレター
原作は日本郵便Sunday’s Postにてリスナーからの手紙を募集し、選出されたもの。
原作「音楽さんへ」 作:はつね
原作はこちらから読めます。

実際のはつねさんが書いた手紙がpdf形式で読めるのですが、「手書きもいいな」と思わせてくれる内容でした。
大正浪漫
お題:東京、二人の波形
原案小説「大正ロマンス」 作:NATSUMI
原作小説「大正浪漫」 作:NATSUMI
原作小説は原案から大幅な加筆修正を行い、ひとつのタイトルで書籍化となった。
ツバメ
子供たちを対象にした原作の物語を募集するプロジェクト「YOASOBIとつくる 未来のうた」のグランプリ作品。
テーマ「ともに生きる」
原作小説「小さなツバメの大きな夢」 作:音月 なな
原作はこちらの受賞ページから読めます。
もしも命が描けたら
「もしも命が描けたら」は、東京芸術劇場プレイハウスを皮切りに上演されていた舞台のみで解禁されていた楽曲です。
原作は小説ではなく、鈴木おさむ作・演出の舞台「もしも命が描けたら」となります。
戯曲は現在こちらで全編公開されています。
もともと未発表曲でしたが、『THE BOOK 2』で初音源化となっています。
はじめての
直木賞作家4名とYOASOBIの小説楽曲化プロジェクトです。
ミスター
島本理生『私だけの所有者』はじめて人を好きになったときに読む物語
好きだ
森絵都『ヒカリノタネ』 はじめて告白したときに読む物語

宮部みゆき『色違いのトランプ』 はじめて容疑者になったときに読む物語
辻村深月『ユーレイ』はじめて家出したときに読む物語
まとめ
2021年11月までの、YOASOBI(ヨアソビ)公式チャンネルから配信されている楽曲と、その関連情報をお届けしました。
ソニーミュージックが運営するmonogatary.comでは今後もYOASOBIに関連したコンテストは開催される可能性は高いでしょう。
YOASOBIが好きな方は、これを機会に小説を書いてみるのもいいかもしれません。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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